「原則中心」のパラダイム スティーブン・R・コヴィー 7つの習慣
「原則中心」のパラダイム
原則中心のパラダイム
(原則中心のパラダイムとは”動かしようのない真実”に転換されると言うことです)
この記事は事実の話です。
米海軍の発行紙『プロシーディングズ』の中で、ランク・コックという隊員が報告した出来事で、パラダイム転換について非常に分かりやすい物語です。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
訓練艦隊に属する二隻の戦艦が、悪天候の中、軍事演習のため数日間にわたり航海を続けていた。
私は先頭を行く戦艦のブリッジで夕暮れを迎えた。
視界が悪く断片的に霧がかかっていたため、船長もブリッジに残り、状況を見守っていた。
暗くなってから間もなく、ブリッジの見張りが次のように報告した。
「艦首の右舷側の進路に光が見えます」
「停止しているのか、船尾の方向に動いているのか」
と艦長。
見張りの答えは、
「停止しています艦長」
つまり、その船はこちらの進路上にあり、衝突の危険があると言うことだった。
艦長は信号手に命じた。
「その船に対し、信号を出せ。衝突の危険があるため、二〇度進路を変更せよ、と」
相手から信号が返ってきた。
「そちらの方が二〇度進路を変えるように助言する」
艦長は再び命令した。
「信号を送れ。私は艦長だ。二〇度進路を変えるように」
すると、
「こちらは二等水平だ。そちらの方こそ二〇度進路を変えるように命令する」
と返事が返ってきた。
艦長は怒り出し、
「信号を送れ。こちらは戦艦だ。二〇度進路を変えろ」
と叫んだ。
点滅する信号が返ってきた。
「こちらは灯台である」
われわれは進路を変えた。








